インフレに備えて不動産投資をしよう
バブル崩壊により個人でもできる不動産投資法が登場
「不動産投資」というと、どことなく一部の富裕層のみに許された投資法という感じがしないでもありません。
事実、かつて不動産投資が一大ブームになった80年代は、まさにそうでした。
あるお金持ちのボンボンが、アタッシェケースに5000万円の札束を入れて歩き、午前中に買った土地を夕方売却したら、7000万円で売ることができたなどという、うそのような詰もあるくらいです。
確かに、不動産投資はそれだけ大きく儲かる投資手段ではありましたが、そこでは5000万円、1億円という非常に大きな金額が動いている世界でした。
もちろん、サラリーマン家庭にとっては無縁の世界。
たまたま自分の住んでいる場所が人気を集め、あっという間に地価が上昇するということはありましたが、自ら積極的に不動産投資に踏み込もうという人は、ほとんどいなかったはずです。
でも、80年代の不動産バブルが崩壊し、地価がどんどん値下がりしていくなかで、個人でも手軽にできる不動産投資法が、どんどん登場してきました。