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コスト面からすると不動産投資信託の方が有利
不動産投資信託を直接購入したほうが、有利になるケースもある
1万円程度の少額資金で購入できること、海外の不動産市場にも分散投資できることなどのメリットがあるファンド・オブ・ファンズですが、コストの面になると、国内の証券取引所に上場されている不動産投資信託を直接購入したほうが、有利になるケースもあります。
細かい値動きを狙って売買益を稼ぐのであれば、上場不動産投資信託を選んだほうが有利
ファンド・オブ・ファンズの場合、購入する際に2%程度の購入手数料が取られるだけでなく、ファンドを保有している期間中は信託報酬というコストが発生してきます。
こうしたコストをトータルすると、年間に4%近いコスト負担を強いられます。
もちろん、ファンドによって購入手数料や信託報酬の料率には差がありますが、おおよそ4%程度のコスト負担と考えておけばよいでしょう。
一方、不動産投資信託の揚合、株式と同じ取引になりますから、たとえばネット証券会社のなかでも、委託手数料の料率が低いところで売買すれば、ファンド・オブ・ファンズよりも有利に取引できることになります。
ある程度、細かい値動きを狙って売買益を稼ぐのであれば、上場不動産投資信託を選んだほうが有利です。