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セクターファンド(不動産)

セクターファンドは年40%超の高リターンも狙える

セクターファンドの運用実績セクターファンドの運用実績

では、セクターファンドの運用実績はどうでしょうか。なかには過去1年間の騰落率で40%をマークしているものもあります。

不動産取引が活発になり、不動産会社の株価が上昇傾向をたどったことにより、それを組み入れて運用しているセクターファンドの基準価額も上昇しているのです。
ただ、セクターファンドの場合、不動産株のみに集中投資しているタイプと、不動産以外の株式にも投資しているタイプがあります。

たとえば日興アセットマネジメントの「業種選択ファンド(不動産・電鉄)」は、不動産株以外に電鉄株にも投資していますし、日本投信の「セクターインデックス10(建設・不動産)」であれば、建設株にも分散投資しています。

販売窓口である金融機関も積極的に宣伝していない

販売窓口である金融機関も積極的に宣伝していない不動産株のみに集中投資しているタイプと、ほかの業種にも分散投資しているタイプのどちらを選ぶかという問題ですが、これは、素直に不動産株のみに集中投資しているタイプを選んだほうが良いでしょう。

そのほうが、値動きを左右する要因もわかりやすくなります。

へたにほかの業種にも分散投資していると、仮に不動産株が大きく値上がりしたとしても、ほかの業種でロスが生じていたら、足を引っ張られることになります。

それでは、せっかくの収益機会が損なわれることになります。

もちろん、逆の見方をすれば、不動産株が大幅に下落しても、ほかの業種が値上がりすれば、リスクが軽減されるともいえるのですが、こうしたリスク分散は、ひとつのファンドでおこなうのではなく、ほかのファンド、ほかの株式、ほかの資産で行なったほうが合理的です。

セクターファンドは設定から年月が経っているので、販売窓口である金融機関も積極的に宣伝しません。そのため、存在そのものに気がつかないこともあると思いますが、いまでも運用が続けられています。

少額資金で投資できるというメリットもあるので、不動産投資の入門商品として注目してみてはいかがでしょうか。

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